空き家買取のメリット・デメリットとは?売却の流れも解説

空き家買取のメリット・デメリットとは?売却の流れも解説

この記事のハイライト
●空き家買取のメリットは、早く売却できることや取り壊しが不要な点である
●空き家買取のデメリットは、売却価格が市場価格の50~80%になる点である
●空き家買取は、査定、売買契約、引き渡し・決済の流れでおこなわれる

空き家が古いなどの理由でなかなか買い手が付かないと、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
買い手が付かない、売れないといった場合は、不動産会社による買取を検討してみると良いでしょう。
そこで、今回は空き家買取のメリット・デメリットと流れを解説します。
枚方市を中心に、京阪エリア(寝屋川市、交野市、大東市、高槻市、守口市、四條畷市)全域で空き家の売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

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空き家買取のメリット

空き家買取のメリット

空き家は全国的に増加傾向にあるため、空き家を売りに出しても、すぐに買い手が現れないことも珍しくありません。
とくに劣化が進んで古い場合は、個人の買主を探す仲介での売却方法では難しい可能性があります。
しかし、空き家がなかなか売却できなくても放置しておくことは、犯罪の温床となったり特定空家に指定されたり多くのリスクが潜んでいるためおすすめできません。
そこで、仲介による売却が難しい場合は、不動産会社による買取を検討すると良いでしょう。
ここでは、空き家買取のメリットについて解説します。

メリット①早く売却できる

空き家買取の大きなメリットは、早く売却できることです。
仲介であれば、早くても3~6か月程度必要ですが、買取であれば買取依頼から1か月程度で決済が完了します。
なぜなら買取は、広告活動や内覧活動などの売却活動が不要だからです。
そのため、できるだけ早く手放したい方にはおすすめの方法です。

メリット②取り壊ししなくても売れる

買取であれば、建物を取り壊さなくても、そのままの状態で売却できるメリットがあります。
古い空き家の場合は、解体して更地にしたほうが売れるケースが多いため、解体費用が必要になってきます。
一方で、買取は不動産会社へ直接売却する方法なので、買い取ったあとに不動産会社が取り壊しをおこなうため売主が解体する必要はないのです。
買取であれば、解体費用の負担などの心配も不要です。

メリット③家具を処分しなくても良い場合もある

通常、売却では家具などをすべて処分し空室にしてから引き渡すのが一般的です。
しかし空き家買取なら、家具を残したままで売却できることがあります。
家具を処分する手間や費用が不要なため、処分に困っている方にとってはメリットと言えるでしょう。

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空き家買取のデメリット

空き家買取のデメリット

一方で、空き家買取にはデメリットもあります。
買取はメリットが多いのが特徴ですが、デメリットも考慮して空き家の買取を検討すると良いでしょう。

デメリット①売却価格が安くなる

空き家買取の最大ともいえるデメリットは、売却価格が安くなる点です。
空き家買取の場合は、およそ市場価格の50~80%の価格になることが多いでしょう。
通常の不動産買取の相場は70~80%ですが、空き家の老朽化が激しい場合や、大規模なリフォームや解体が必要なケースは市場価格の半値となるケースもあります。
不動産会社は、買取したあとに転売をおこない収益を出しています。
そのため、劣化が激しい空き家の場合は、安い価格で取引する傾向にあるのです。
一方で、仲介では市場価格に近い価格で売却できる可能性があります。
たとえば、対象空き家の市場価格が500万円だと仮定します。
仲介で売却する場合は、500万円に近い価格での取引が可能です。
しかし、買取の場合は50~80%になることが一般的なため、250~400万円となります。
そのため、買取を決断する前に、売却価格の安さを許容できるのかしっかり検討してから買取を進めると良いでしょう。

デメリット②買い取ってもらえないこともある

空き家買取のもう1つのデメリットは、買い取ってもらえないこともある点です。
買い取ってもらえない空き家のケースは、解体費用よりも土地価格が安い場合です。
経年劣化により建物自体に価値がなくても、土地には影響しません。
前述したとおり、不動産会社は転売して利益を出すため、解体費用が高額となる場合は買取できない可能性があります。
解体費用のほうが高額となる場合は、買取できないケースもあることに注意しましょう。
一方で、買取できるのは、先ほどの逆で土地価格が解体費用を上回っている場合です。
買取できるかどうかは、まずは不動産会社へ査定依頼をして相談してみることをおすすめします。
枚方不動産売却買取センターでも、無料で査定をおこなっておりますので、買取をご希望の場合はお気軽にお問い合わせください。

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空き家買取の流れ

空き家買取の流れ

空き家買取は以下のような流れでおこなわれます。

  • 不動産会社へ買取査定依頼
  • 机上査定・現地査定
  • 打ち合わせ
  • 不動産会社と売買契約を締結
  • 引き渡し・決済

順番に流れをご説明します。

流れ①不動産会社へ買取査定依頼

買取を検討している場合は、まずは不動産会社に査定を依頼しましょう。
査定依頼は、不動産会社のホームページや電話で直接依頼することも可能です。
ただし、なかには買取自体を受け付けていないケースもあるため、買取に対応しているか確認する必要があるでしょう。

流れ②机上査定・現地査定

不動産会社は査定依頼を受け付けたら、書類や周辺の相場から査定額を算出する机上査定をおこないます。
対象物件と類似した過去の事例などをもとに査定額を計算します。
また、同時におこなわれるのが直接現地で空き家の状態や近隣などを確認する「現地調査」です。
机上査定と現地調査をおこない、正確な査定額を算出していきます。
査定はおよそ3~7日を目安に完了します。
また、空き家が遠方にあり立ち会いができない場合は、お気軽に不動産会社へご相談ください。

流れ③打ち合わせ

査定額が算出されると、査定額をもとに買取する金額を決めていきます。
買取金額のほか、買取の流れや必要書類などの説明をおこないます。
空き家買取前は、登記済権利証・固定資産税納税通知書・土地測量図や建物図面・間取り図などの必要書類の準備が必要です。

流れ④不動産会社と売買契約を締結

買取額や条件などに納得していただけたら、不動産会社と売買契約を締結します。
契約の際は、上記の書類に併せて、印鑑証明書や住民票、身分証明書が必要になります。
不動産売買では多くの書類が必要になるため、早めに準備しておくとスムーズに売却を進められるでしょう。

流れ⑤引き渡し・決済

売買契約が終わり、必要書類の手続きが終了したら不動産会社へ空き家を引き渡します。
それと同時に決済をおこないます。
決済方法は、現金もしくは口座振り込みで、不動産会社が売主へ買取金額の全額を支払い売却は完了です。
なお、司法書士によって決済後に所有者移転登記がおこなわれます。
物件の名義を不動産会社へ変更すれば、売却に関する手続きがすべて終了します。
このように買取は売却活動がないため、買取額に納得していただければ、すぐにでも売却を進められるため短期間での売却が可能です。
また、空き家を売却して利益が出れば、翌年(2月16日から3月15日)に確定申告が必要となるので注意しましょう。

まとめ

空き家がなかなか売却できないような場合は、不動産会社が直接買い取る「買取」がおすすめです。
売却価格が安くなるデメリットはありますが、早く売却できるうえにそのままの状態で売却できるメリットがあります。
空き家買取をスムーズに進めるためにも、買取の流れや必要書類を事前に確認しておくと良いでしょう。
枚方市の不動産売却なら枚方不動産売却買取センターへ。
売主様の利益を考えた売却スタイルでトータルサポートさせて頂きます。
どんな物件でも買取・売却をおこないますので、まずはお気軽にお問い合わせください。


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改田享

資格:宅地建物取引主任者 賃貸不動産経営管理士 ほめ達3級

売却不動産募集中!相続した空き家も積極的に買取ります。当社は迅速・丁寧・納得査定をお約束致します。大手ではございませんので、一度にたくさんの物件は取り扱い致しません。マンツーマンでじっくりと売却したいというお客様はぜひ改田迄。お部屋探しからのご縁で将来のマイホーム購入、ご実家の売却まで携わる事ができました事も深く感謝申しあげます。末永く皆様に可愛いがっていただけますと幸いでございます。

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