2023-11-16
家を購入するときには売買契約を結ぶ必要がありますが、その際は売主側に重要事項説明をおこなうことが義務付けられており、略して重説と呼ばれることもあります。
重説をおこなう意味や内容を把握しておくことで、購入後に後悔するのを防ぐことに役立ちます。
今回は、家を買う前におこなわれる重要事項説明(重説)についてご紹介しましょう。
重要事項説明とは、不動産購入について専門的な知識がない購入者を損害から守るための手続きです。
宅地建物取引業法によって義務づけられている手続きで、家の売買契約の前に必ずしなければなりません。
重説では、購入する不動産の所在地や地番、地目、土地面積などの土地に関することと、所在地や家屋番号、構造、床面積などの建物に関することについての説明がおこなわれます。
説明をおこなうのは、国家資格を持つ宅地建物取引士になります。
重説を受けるときには、いくつかのポイントを押さえてチェックすることが大切です。
重説をおこなう人物が資格を持った宅地建物取引士であるかどうか、宅地建物取引士証の提示をしてもらって確認しましょう。
物件の内容がパンフレットの内容と違わないか、構造や間取り、築年数などをチェックします。
また、抵当権が設定されている物件の場合は引き渡し前にきちんと抵当権を抹消するかを聞いておきましょう。
他にもインフラ整備がおこなわれているかという点や、法令に基づいて制限されている部分について、また、契約条件についてもよく確認しておく必要があります。
重説当日は、重要事項を記載した書面「重要事項説明書」を購入者に渡し、その内容に沿って説明がおこなわれます。
重説について記載した書面は文章の量が多く、当日その場ですべてを理解することは難しいものです。
そこで、事前に不動産会社から書類のコピーをもらっておき、重説の当日までに内容を理解しておくようにしましょう。
内容を理解しておけばポイントを押さえやすくなり、質問事項や確認したいことを当日聞くことができます。
重説の当日は、前述のポイントについてよく確認し、変更があった場合には新しく書面を作ってもらうことが大切です。
また、重説をおこなわずに売買契約の締結を促してきた場合には注意が必要です。
まだ重説を受けていない旨を伝え、きちんと重説を受けて納得してから売買契約書にサインをするようにしましょう。
重要事項説明は不動産購入者を損害から守るためのもので、不動産売買契約前に宅地建物取引士がおこなうことが義務づけられています。
重説の書面の記載事項をよく理解し、説明を受けて納得したうえで売買契約を結ぶことが大切です。
購入してから後悔することのないよう、チェックポイントと注意点をきちんと頭に入れてから重説に臨みましょう。
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