2025-03-18
空き家を売却する際は、家具や家電、私物などをすべて撤去し、家の中を空の状態にしてから引き渡すのが一般的です。
本記事では、空き家の「家財道具の処分方法」と「処分費用」について解説します。
枚方市を中心に、京阪エリア(寝屋川市、交野市、大東市、高槻市、守口市、四條畷市)全域で空き家を相続予定の方は、ぜひ参考になさってください。
\お気軽にご相談ください!/
空き家に残っている家財道具は、以下の3つの方法を使って自分で処分することが可能です。
空き家に残っている家財道具のほとんどは、家庭ゴミとして処分できます。
ただし、大型の家具や家電などは「粗大ゴミ」として扱われる場合が多いため、空き家がある地域の自治体で粗大ゴミ回収サービスを利用しましょう。
多くの自治体では、粗大ゴミの回収に手数料がかかります。
コンビニエンスストアなどで「粗大ゴミ処理手数料シール」を購入し、処分したい品目に貼り付けておきましょう。
次に、回収日に合わせて、シールを貼った粗大ゴミを指定された場所へ出します。
回収場所や出すタイミングなどは、自治体のルールにしたがってください。
また、家財道具の大きさによって手数料が異なる場合があります。
処分したい品目のサイズを計測し、事前に自治体のホームページや窓口で処分方法や費用を確認しておくとスムーズです。
不要になった家財道具を処分しながら収入を得る方法として、フリーマーケットやフリマアプリの活用がおすすめです。
とくにフリマアプリは利用者が多く、買主が見つかりやすいうえ、思わぬ高値で売れる場合もあります。
ただし、フリーマーケットやフリマアプリを利用する際は、梱包や発送などの手間や費用がかかる点に注意しましょう。
テレビ・エアコン・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)などは「家電リサイクル法」の対象となっており、家電量販店で回収してもらうことができます。
家電リサイクル法は、まだ使える部分を再利用して、廃棄物を減らすことが目的です。
ただし、回収にはリサイクル料金と運搬費がかかるため、事前に確認しておきましょう。
一方、小型家電は「小型家電リサイクル法」に基づき、自治体や家電量販店などに設置された回収ボックスを利用して処分できます。
役場や小売店などで回収ボックスを見かけたら、ぜひ活用してみてください。
\お気軽にご相談ください!/
空き家の家財道具を自分で処分できない場合は、業者に依頼するという選択肢もあります。
代表的な例は、以下の3つです。
不用品回収業者とは、主にゴミの運搬や処分を専門におこなう業者です。
必要品と不用品を仕分けしたり、整理後の簡易清掃を担うこともあります。
また、業者によってはハウスクリーニングや空き家の解体に対応している場合もあります。
不用品回収業者は、一般廃棄物収集運搬業や産業廃棄物収集運搬業の許可を取得しているため、専門知識を持って安全かつ適切に処分が可能です。
なかには買い取りサービスをおこなう業者もあり、処分費用を抑えながら不要品をお金に換えられる可能性もあります。
依頼時に確認しておきたいポイントは、以下の3つです。
事前に、ハウスクリーニングや解体など、どの範囲まで任せたいのかを事前に決めておきましょう。
また、部屋の広さや処分する物の量、業者によって費用は変動します。
複数社から見積もりを取り、費用やサービス内容を比較しましょう。
買い取りを実施している業者なら、不要品の処分と同時に収入を得られるかもしれません。
業者を上手に活用すれば、空き家の家財道具をスムーズに処分できます。
複数の業者を比較検討して、ご自身の予算やニーズに合ったところを選びましょう。
リサイクル業者は、家財道具や小物などを主に買い取りしている業者です。
不用品回収業者とは異なり、古物商営業許可を取得しているのが特徴です。
再販できる品物だけを扱うため、買い取り可能なものが限られており、汚れや劣化のある家財道具は買い取りを断られることがあります。
また、有料で家財道具の整理や処分までおこなう業者もあれば、空き家への訪問には対応していない業者もあるので注意が必要です。
リサイクル業者に依頼する場合は、家財道具の状態や業者のサービス範囲をよく確認したうえで検討しましょう。
遺品整理業者は、遺品の仕分けや整理、処分を専門におこなう業者です。
家財道具の処分後、空き家の清掃や片づけまで対応してくれる場合もあり便利ですが、その分費用が高くなる傾向があります。
不用品と判断された物は処分してもらえるため、手間が省けます。
ただし、部屋の広さによって作業時間が大きく変わるため、あらかじめスケジュールを調整しておきましょう。
依頼する前に、どこまでの作業をお願いしたいのか、費用と作業時間の目安をしっかり確認しておくと安心です。
\お気軽にご相談ください!/
不用品を処分する際には、処分費用が発生します。
あらかじめおおよその費用を把握しておくと、計画を立てやすくなります。
自治体に引き取ってもらう場合は、費用が比較的安いです。
枚方市の場合、持ち込みごみは有料となり、持ち込みごみを処分するには、「枚方市証紙(ごみ処理券)」を購入する必要があります。
枚方市では、粗ごみを持ち込む場合、5点ごとに300円分の「ごみ処理券」が必要です。
粗ごみとは、幅・奥行き・高さが1メートル未満のもので、たとえば掃除機、フライパン、やかん、テレビ台、かみそり、電気スタンドなどです。
大型ごみを持ち込む場合は、品目ごとに設定された手数料(300円~1,800円)の「ごみ処理券」が必要となります。
持ち込みできる品物に制限があるので、事前に自治体のホームページや窓口で確認しましょう。
地域や自治体ごとに料金体系が違うので注意が必要です。
ご自身で家財道具を処分する場合は、梱包や運搬の手間がかかります。
時間に余裕を持って早めに処分を始めると、スムーズに進められます。
家電量販店で処分する場合、処分費用の目安は、1,500円~4,000円程度です。
また、運搬費用として、別途2,500円~3,000円ほど必要になることがあります。
実際の金額や処分の流れは家電量販店によって異なるため、依頼予定の店舗に問い合わせておきましょう。
業者に依頼する費用は、部屋の広さや家財道具の量、地域によって大きく変わります。
遺品整理業者における部屋の広さごとの費用の目安は、以下のとおりです。
部屋が広ければ広いほど費用も高くなり、状況によっては自分で処分するよりコストがかかることに注意が必要です。
不用品回収業者の場合は「トラックに積み放題」の定額プランを用意しているところもあります。
家財道具の量が多い場合は、積み放題プランを利用するとコストを抑えられる可能性があります。
空き家の家財道具を自分で処分する場合は、自治体のゴミ収集を利用する方法やリサイクルに出したり、フリーマーケットに出したりする方法があります。
業者に依頼する場合は、不用品回収業者やリサイクル業者、遺品整理業者が挙げられます。
費用は自治体に引き取ってもらう場合が一番安く、数百円から数千円ほどで処分可能です。
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