住宅ローンが残っている家を賃貸する方法と手続き、注意点を徹底解説

住宅ローンが残っている家を貸すことはできる?手続きや注意点も解説

マイホームを購入したものの、長期の出張などでその家に住めない場合があるかもしれません。この場合、他人に貸すことで解決できますが、そのためには住宅ローンの変更手続きが必要です。本記事では、住宅ローンが残っている家を貸すことができるのか、ローン切り替えの手続き、注意点について解説します。

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住宅ローンが残っている家を貸すのはできるのか?

住宅ローンが残っている家は、そのままの状態では貸し出すことはできません。ローンは契約者が住むことを前提に結ばれた契約だからです。そのため、ローン返済中の住宅をそのまま貸し出すと、契約違反となってしまいます。しかし、特別な事情がある場合には、ローンの契約を変更せずに返済中に家を貸し出すことが認められるケースがあります。これは、転勤や介護などの特別な事情がある場合です。このような場合でも、事前に金融機関への相談が必要です。

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住宅ローンが残っている家を貸すためにおこなうローン切り替えの手続き

ローンが残っている家を貸すためには、ローンの切り替え手続きが必要です。具体的には、現在利用している住宅ローンの種類によって手続きが異なります。


  1. 民間の金融機関のローン:賃貸用ローンへの変更が必要です。ただし、賃貸部分が50%未満の場合、ローンの変更なしで家を貸すことができます。

  2. 住宅金融支援機構のローン:民間の金融機関へローンを変更する必要があります。ただし、民間の金融機関の金利は住宅金融支援機構よりも高くなる可能性があるため、注意が必要です。

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住宅ローンが残っている家を貸すときの注意点

住宅ローンが残っている家を貸す場合、いくつかの注意点があります。


  1. 金利の上昇:事業用のローンに切り替えると金利が上がります。一般的に事業用ローンの金利は住宅ローンに比べて高いため、ローンを切り替えて月々の返済額が増えます。

  2. 住宅ローン控除の適用外:家を貸している期間は住宅ローン控除が利用できないため、節税ができなくなります。

  3. 空室リスクへの備え:空室ができると家賃収入を得られなくなりますが、ローンの返済や管理費、修繕積立金などのコスト負担は継続します。そのため、家賃収入が減少すると支払いが困難になる可能性があります。


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住宅ローンが残っている家を貸すときの注意点

まとめ

基本的に、ローンが残っている家は貸し出せません。貸すためには、ローン切り替えの手続きが必要です。ただし、他人に貸す際は、金利の上昇や空室リスク、住宅ローン控除が適用外になるなどの点に注意する必要があります。

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