2025-10-21

売却する空き家に家具や私物があっても、売れないわけではありません。
けれど、片付けはできる限りしておいたほうが良いでしょう。
そこで今回は空き家を売却する際に片付けが必要な理由や、片付けの方法とポイントなどを解説します。
枚方市を中心に京阪エリア(寝屋川市、交野市、大東市、高槻市、守口市、四條畷市)全域で空き家の売却をお考えの方は、ぜひご参考にしてください。
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売却を考えている空き家に、家具や生活用品などの私物が残っていることもあるでしょう。
その場合は、できるだけ片付けをおこなうことがおすすめです。
そのままでも売れないわけではありませんが、売却に影響が生じる可能性があるので、片付けは必要だと言えます。
なぜ片付けが必要なのか、おもな理由を2つ確認しておきましょう。
片付けが必要な理由としてまず挙げられるのは、内覧時の印象が良くなることです。
内覧とは購入を検討している方が物件を見学することであり、そのときの印象が購入決断につながることも多い重要な機会です。
内覧時の印象が良くないと、空き家をなかなか売却できない可能性があります。
空き家の片付けをしていない場合は、その可能性が高まってしまうでしょう。
たとえば、購入検討者に散らかっている印象や圧迫感を与えてしまうことが考えられます。
また、住んでいた方の生活感が色濃く残っていると、購入検討者が新生活をイメージする際の妨げとなります。
不動産を売却する際は、「この家でこのように生活したい」といったイメージをふくらませてもらうことも大切です。
年季の入った家具や使った形跡のある私物などが残っていて、新生活をイメージしにくい状態だと、購入意欲の向上にはつながりません。
そのような事態を避けるためには、片付けをしたほうが良いと考えられます。
空き家を売却する際に片付けが必要であるもう1つの理由は、査定価格が上がることです。
査定価格とは不動産が売れる見込みのある金額で、不動産会社が査定をおこなって算出します。
査定の際はさまざまな要素が加味され、そのうちの1つに残置物が挙げられます。
残置物とは、売却する物件に残された私物のことです。
不動産を売却するときは、基本的に引き渡しまでに私物のない状態にしなくてはなりません。
そのため、査定の際に私物が残っていると、査定額から処分費用が差し引かれる可能性があります。
査定には間に合わなくても、引き渡しまでに自分で片付ける予定であれば、その旨を伝えておきましょう。
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空き家を売却する際に片付けが必要なことがわかったら、次は方法を確認しておきましょう。
空き家の片付けをする方法には、自分で片付ける方法と業者に依頼する方法があります。
どちらにもメリットとデメリットがあるので、それらを把握したうえで選択しましょう。
自分で片付ける方法の大きなメリットは、費用を抑えられることです。
空き家を自分で片付ける場合は、不用品を以下のような方法で処分します。
粗大ごみやゴミ処理場の利用などには費用がかかりますが、それほど高額にはならないでしょう。
リサイクルショップなどを利用して売却すると、お金を得ることもできます。
デメリットは、手間や時間がかかることです。
空き家にあるものを必要な品と不用品に分け、不用品は上記のうち適した方法で処分しなくてはなりません。
ゴミ収集に出す場合は自治体のルールにしたがって分別したうえで、定められた回収日に出す必要があります。
ゴミ処理場やリサイクルショップなどに持ち込むときは、自分で運ばなくてはなりません。
そのため、片付けるものの量などによっては多くの時間がかかってしまうでしょう。
したがって、片付ける時間を確保できる方や、できるだけ費用を抑えたい方などにおすすめの方法だと言えます。
空き家の片付けを依頼できるおもな業者は、空き家片付け業者や不用品回収業者、遺品整理業者です。
細かい特徴はそれぞれ異なりますが、依頼すると不用品を処分してもらえるので手間を大きく軽減できるでしょう。
ただし、自分で片付ける方法よりも費用がかかることはデメリットです。
費用の相場は1LDKで7万円~20万円、2LDKで12万円~30万円、3LDKで17万円~50万円ほどです。
ゴミの処分費用だけではなく人件費や車両費なども発生するので、上記のように高額な費用がかかります。
したがって、自分で片付ける時間が取れない方や、手間をかけるならお金をかけたほうが良いとお考えの方などにおすすめです。
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空き家を売却する際は、基本的に引き渡しまでにすべての私物を撤去しなくてはなりません。
スムーズに片付けを終えるためには、ポイントを押さえる必要があります。
そこで、とくに押さえておきたいポイントを3つ確認しておきましょう。
片付けのスケジュールを立てることは、大切なポイントです。
どちらの方法を選択した場合でも、必要なものと不用品に分ける作業はあるので、売却に間に合うように進めなくてはなりません。
また、自分で片付ける場合はゴミの収集日や粗大ごみの回収にかかる日数などを考慮して進める必要があります。
業者に依頼する場合は、依頼先を探したり見積もりを比較したりなどの時間がかかります。
そのため、いつまでに何をするべきなのかを考えて、余裕のあるスケジュールを立てましょう。
先述のとおり、どちらの方法を選択した場合でも必要なものと不用品に分ける作業は発生します。
効率よくおこなうためのポイントは、「残す」「買取」「処分」の3つに分類することです。
基本的には必要なものや思い入れのあるものは残し、金銭的価値のありそうなものは買取に出し、それ以外のものは処分すると良いでしょう。
判断に迷うものは保留にしておくと、後悔を減らせます。
売却する空き家が相続によって取得したものである場合は、親族と話し合いながら進めることも大切です。
自分にとっては不用品でも、親族にとっては大切なものがあるかもしれません。
空き家を相続したのは自分でも、そこにある遺品をもらう約束をした親族がいることも考えられます。
自分だけで勝手に片付けを進めると、そのような場合にトラブルになる可能性があるでしょう。
また、空き家の片付けを特定の親族だけに任せたり、業者に依頼した費用の負担割合を独断で決めたりすることもトラブルにつながります。
したがって、空き家を片付ける際は親族と密に連絡を取り、細かいこともきちんと確認しながら進めるように心がけましょう。
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空き家を売却する際は、引き渡しまでに私物を片付けて何もない状態にしなくてはなりません。
査定や内覧までに片付けをしておくと、売却に有利に働く可能性があります。
片付ける際は自分に合った方法を選択し、ポイントを押さえたうえで進めましょう。
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